NAロードスター ウィンドウレギュレーター交換作業
本日の作業は、NAロードスターのウィンドウレギュレーターの交換作業を行います。
ウィンドウレギュレーターは、窓の上下動を制御する重要な部品です。長い間使用していると、ウィンドウレギュレーターが摩耗したり故障したりすることがあります。
現状確認
まずは車両の今の現状把握するためにドアの内張を外していきます。

内張を外して確認すると、レギュレーターのワイヤー部分が切れてしまっているのが確認できます。
これでは正常に作動しません。

レギュレーター取り外し

こちらが取り外したウィンドウレギュレーターです。ワイヤーが切断されてしまっています。

新品のレギュレーターと並べてみました。
モーター再使用
モーター部分は問題なく作動していますので、今回は取り外して再使用いたします。

写真の赤マル部分がモーターです。
こちらを取り外して再使用いたします。

取り外したモーターを新品のレギュレーターに取り付けしました。
これで交換の準備ができました!
取り付け完了
取り付けが完了して動作確認をしております。
問題なく作動していますね!
あとは取り外したドアの内張など再度取り付けて作業完了です。
ウィンドウが正常に動作しない場合は
今回の故障の原因はレギュレーターのワイヤー切れが原因で上下できなくなりウィンドウが正常に動作できなくなっていましたが、その他にも正常に動作しない場合は以下の方法を試してみてください。
- 配線の接続を確認します。ウィンドウ レギュレーターに接続されている配線がしっかりと接続されているかどうかを確認します。必要に応じて配線を再接続します。
- ヒューズをチェックします。ウィンドウレギュレーターに関連するヒューズが正常かどうかを確認します。もしヒューズが切れている場合は、新しいヒューズに交換します。
- ウィンドウレギュレーターの動作を確認します。 ウィンドウレギュレーターのモーター自体に問題がある可能性もあります。 新しいウィンドウレギュレーターを取り付けた後でも、ウィンドウが正常に動作しない場合は、別のモーターを試してみることを検討してくださいしてください。
NAロードスター幌交換作業
本日の作業はロードスターの幌部分を交換致します。
ロードスターはコンパクトオープンカーで人気を誇るスポーツカーですが、時間が経つにつれて幌は劣化してしまいます。
ロードスターの幌交換に必要な手順やポイントについて解説します。車体の美観を守るため、正確かつ慎重な作業が重要になります。
交換前の状態


こちらの車両はトップクロス自体には破れている部分などはなかったのですが、経年劣化によりトップクロスが縮んでいるのと、バックウィンドウの部分に破れてしまっている箇所がございますので幌交換を行います。
幌交換作業

古い幌を取り外すために各箇所の固定しているボルトやクリップを取り外していきます。
写真の車両はシートなどの内装も取り外していますが、通常は外す必要はないです。今回は幌交換と同時に内装のクリーニング作業も行う為、取り外しています。


幌取り外した状態です。

こちらが取り外したソフトトップです。

こちらは交換用のソフトトップです。 今回は状態の良いリビルト品を使って交換致します。

レインレールは新品のものに交換致します。
レインレールは、簡単に説明をすると水を所定の場所に流す為の”溝”のような役割をする部品です。
レインレールに亀裂や穴が開いていると、車内が水浸しになってしまうのでとても重要な部品です。
交換作業終了


取り付け後は、開閉テストを行い、幌が正しく動作していることを確認します。
必要に応じて幌の位置を微調整を行い、幌が正確に配置され、周囲に隙間がないことを確認します。
お手入れと保護のアドバイス
幌の耐久性と美観を定めるために、定期的なお手入れと保護が重要です。 UV保護剤を定期的に使用して幌を保護することもおすすめです。
ロードスターの幌部分は車体の美観も踏まえて重要な部分です。 快適に乗っていただく為にも定期的なお手入れや保護を忘れずに行いましょう。
最新のロードスターを徹底解説!驚きのスペックと走行性能をチェック!

登場から7年が経過している現行型のロードスター。着実にマイナーチェンジを繰り返し熟成が図られています!
従来のロードスターの魅力を引き継ぎつつ、よりスポーティで高性能な車に進化しています。
スペック、内装・装備、走行性能、そして価格について徹底解説いたします。
外観デザイン
まず、現行型ロードスターの外観デザインについてご紹介します。
「魂動」というデザインテーマを表現するように、動きを感じさせるボディラインは、見る人の心をときめかします。
低めの車高と台形上のようなシルエットによって、走行中は地面に貼り付いているかのような姿で迫力のあるデザインが特徴です!



エンジン・スペック
基本の1.5Lと、ロードスターRF用の2.0Lの2種類のガソリン・エンジンのみとなっています。
ボディタイプ | 2ドア・オープン |
乗車定員 (名) | 2 |
全高 (mm) | 1235 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高 mm) | 3,915×1,735×1,235 |
ホイールベース(mm) | 2,310 |
タイヤサイズ | 195/50R16 |
車両重量 (kg) | ※1010 | 1020 ※仕様により内容が異なります。 |
原動機(エンジン)タイプ | SKYACTIV-G 1.5 |
エンジン総排気量 (L) | 1.496 |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
WLTCモード燃費 (km/L) | 16.8 |
NDロードスターには、専用の2.0Lエンジンを搭載し、電動格納式ルーフとクーペスタイルのリヤピラーを持ったRF(リトラクタブル・ファストバック)と呼ばれるグレードもあります。
ボディタイプ | 2ドア・オープン |
乗車定員 (名) | 2 |
全高 (mm) | 1235 |
ボディサイズ(全長×全幅×全高 mm) | 3,915×1,735×1,235 |
ホイールベース(mm) | 2,310 |
タイヤサイズ | 205/45R17 |
車両重量 (kg) | 1100 |
原動機(エンジン)タイプ | SKYACTIV-G 2.0 |
エンジン総排気量 (L) | 1.997 |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
WLTCモード燃費 (km/L) | 15.8 |
軽量にこだわっているロードスターだけに、その軽さは走りの性能や燃費にも大きく貢献しています。
トランスミッションは6速のMTと6速のATの二種類。これはRFとも共通です。

スポーツカーにとっては重要なポイントのエンジン音や排気音もNDロードスターではしっかりと作り込まれています。
低回転域の排気音の強調、中回転域の鼓動感、高回転域のこもりのないクリアな排気音は、ドライバーの心を奮い立たせてくれます。
速い、遅いという問題ではなく、ドライバーがクルマを運転する楽しさを味わってもらえるようなパワートレインとなっていると言えます。
内装・装備
NDロードスターの内装・装備についてもご紹介します。
NDロードスターの内装は、シンプルでありながら高級感のあるデザインになっています。
ステアリングは、スポーティなレザーラップステアリングが装備され、手になじむような握り心地となっています。
またペダルには、アルミニウムを使用したスポーティーな純正アクセルペダルとブレーキペダルが採用されています。


シートには、高品質なレザーが使用され、快適な座り心地を提供します。また、グレードによってシートヒーター機能が搭載され、寒い時期のオープン走行時などにも快適な運転環境を提供してくれます。
さらに、NDロードスターには、最新の安全装備も多数搭載されています。
オーディオシステムも充実しており、スマートフォンとの接続も可能です。
以上が、新しいロードスターの内装・装備についての解説となります。
シンプルでありながら、高品質な素材を使用し、スポーティで快適なドライブを楽しめるように設計されています。
走行性能
NDロードスターの走行性能についても見ていきましょう。
今回のモデルでは、シャシー構造が見直され、より軽量で剛性感のあるボディになっています。
その結果、より精度の高いハンドリングが可能になり、コーナリングもよりスムーズにこなせるようになっています。
旋回時の安定性を高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール」を新搭載し、走行性能はより高くなっています!

キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)は、
日常域でスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、
ハイスピードのコーナリングにおいても、
より一体感のある安定した旋回姿勢を実現する、
ロードスターならではの技術です。
KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール
引用元:マツダ公式サイト
価格
NDロードスターの価格についてご紹介します。
現行モデルのロードスターは、価格帯が約300万円からとなっています。
ライトウェイトで軽快な走りを楽しめるNDロードスター、四季のある日本だからこそオープンスポーツカーを楽しんでほしいですね!
まとめ
NDロードスターの外観デザイン、エンジン・スペック、内装・装備、走行性能、そして価格について徹底解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
従来のロードスターの魅力を引き継ぎつつ、よりスポーティで高性能な車に進化した新しいモデルは、マツダファンはもちろん、スポーツカー愛好家にとっても魅力的な一台となっています。